コマツカミンズチリ:拠点紹介

サンティアゴにあるコマツカミンズチリ (以下、コマツカミンズと記載) の施設には、コマツおよびカミンズの人事、経理、コーポレート部門に加え、生産・販売部門が集約されています。

コマツトレーニングセンターでは、お客さま向けにメンテナンスや部品の技術研修会を実施しています。また、学生や地元の方々には施設見学ツアーを開催し、屋外展示している930E超大型ダンプトラックを見学していただきます。

インストラクターが研修生にサンティアゴ本社のコマツトレーニングセンターを案内。このセンターではコマツの機械を扱うための技術認定を行っています。


コマツカミンズは、日本のコマツと米国カミンズ社による合弁企業です。1999年に設立され、それぞれの分野で世界をリードする2社が連携し、チリの鉱業、建設、林業、エネルギー、輸送分野など各種産業の生産性向上に貢献しています。現在、約9,200人の社員が働いています。
トレーニングセンターでは、タッチスクリーンやその他の設備を使い、コマツの機械を扱うための技術認定を目指す人々をサポートしています。
コマツカミンズ本社の一部である南米技術開発センターDesarrollos Tecnológicos S.A.では、ダンプのベッセル(荷台) やショベルのバケットなどを生産しています。写真はダンプの荷台部分にサンドブラストという加工処理をする作業です。

コマツカミンズの事業の中で、特にユニークな取り組みは、軽犯罪歴のある人の就労支援を行うReinventarse Foundation (リインベンタルス財団)です。少年院での職業訓練および作業プログラムの提供のほか、チリ各地の地域社会における支援・啓発活動を行っています。コマツカミンズの社員の多くがこの取り組みに携わり、プログラムを通じてインターンを雇用するなど、さまざまな活動をサポートしています。
研修プログラムの中には、出所した女性や若年層の就労支援を行うプログラムもあります。写真では、インストラクターがワークショップの準備をしています。
物流センターには、在庫の仕分けや保管を効率的に行うための最新技術が導入されています。
コマツカミンズは鉱業、林業、建設などの分野で事業を展開しており、サンティアゴの本社では、財務、営業、エンジニアリング、使用済み部品の再生(リマニュファクチャリング:コマツリマン)、生産、技術サービスなど、さまざまなキャリア形成のチャンスがあります。

本社の遠隔監視センターに、社内コミュニケーションの担当スタッフが集まっています。サンティアゴの本社には、オフィス機能に加えて、研修施設、物流センター、生産施設があります。


機械を超えて、広がる未来:一人ひとりの持続可能な未来を築く

コマツカミンズ、
軽犯罪者の社会復帰を進める支援活動を主導

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