チームのNo.2メカニックとして
レースに帯同した経験を持つ。
現在は油圧技術者として、
油圧コンポーネントやシステム全体の
試験・検証・承認を行う。
チームのNo.2メカニックとして
レースに帯同した経験を持つ。
現在は油圧技術者として、油圧コンポーネントや
システム全体の試験・検証・承認を行う。
アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングに8年ほど在籍し、さまざまな部門に関わってきました。組立部門でシャシーの準備を担当したり、No.2メカニックとしてレースに帯同したこともあります。現在はレースカーの油圧コンポーネントおよびシステム全体のテストや検証、承認を行なっています。コマツから派遣された2人に会うことは、とても楽しみにしていました。異なる組織に属する技術者同士が、それぞれの分野での経験を共有し、互いの共通点や相違点を発見できる機会になります。未来ある若いエンジニアたちに、私たちのチームワークや連携を体感してもらうことは、非常に価値のある経験になると感じています。
コマツの若いエンジニアに、私たちの仕事について説明をしました。フォーミュラカーがいかに複雑で、動かすのに何が必要で、何人もの人間が関わっていて、部品が工場のどこから運ばれてくるかを、彼らはとても興味深く聞いていました。コマツに戻り、今回の経験を活かして、彼らの適応力、判断力、課題への対応力や自信の向上につながると嬉しいですね。エンジニアとしての彼らの日々の業務について話を聞けたのも有意義でした。私たちが扱う機器との違いや共通点を比較するなど、最初から最後まで非常にポジティブな雰囲気に包まれていました。
私は小さな油圧機器を扱うことに慣れていますので、若いエンジニアたちが、遥かに大きなコマツの油圧機器について説明してくれたのは、とても興味深かったです。彼らの前向きな姿勢と高い技術力を見て思ったのは、今後も学びの機会を積極的に求め、挑戦を続けてほしいということです。いつか私もコマツの工場を訪問したいですね。できれば彼らが案内してくれて、今回と同じような体験ができると嬉しいです。
キャリア約35年のベテラン技術者。
ギアボックスを担当し、数々のレースに参戦。
現在はヘリテージカーの
組立マネージャーを務める。
キャリア約35年のベテラン技術者。
ギアボックスを担当し、数々のレースに参戦。
現在はヘリテージカーの
組立マネージャーを務める。
私は34年以上前からウィリアムズで働き始め、1994年から2003年の終わりまで、ギアボックスの技術者としてチームに加わっていました。現在はヘリテージセンターで、技術者たちへの支援やアドバイスを行なっています。今回、私たちの本拠地、イギリスのグローブでコマツのエンジニアと一日を共有できたのは本当に素晴らしいことでした。私たちのエンジニアリングの原則やスキルをお見せできましたし、コマツとアトラシアン・ウィリアムズ・レーシングが共有する価値観も感じてもらえたのではないでしょうか。
彼らにはまず工場のオペレーションについて説明し、レースに向けたマシンの準備過程を紹介しました。私たちの作業プロセスや機械システムなどを把握できたと思います。フォーミュラワンはエンジニアリングの頂点と言っても過言ではありませんので、そのメカニックは非常に魅力的なポジションだと考えています。小さな部品の一つひとつが組み合わさり、機械が完成して稼働しているのを見ると、大きな満足感を得られます。この過程に関われる技術者という職種は本当に貴重です。コマツの若い2人にも、それを感じてもらえたと思います。
コマツのエンジニアリングにおける「耐久性」と「精密さ」へのこだわりは、私たちの価値観と非常に重なります。また、ハイブリッド技術などのシステムも似ていると言えるでしょう。お互いの強みを活かし、共に革新を続けていくことで、両者に新たなチャンスが生まれます。コマツの若いエンジニアたちには、モータースポーツの頂点となる現場で求められるスピード感や精密さの重要性を実感してもらえたはずです。その学びをコマツでの業務に持ち帰ってもらうことで、意思決定力、適応力、そして自信が育まれると確信しています。
アトラシアン・ウィリアムズ・レーシング・エクスペリエンスセンターは、
フォーミュラワンの歴史と最先端技術を融合させた特別な場所です。
チームがこれまで築き上げてきた足跡だけでなく、
貴重な展示や映像、シミュレーターなどで感動と興奮を再現。
あらゆる技術者だけでなく、モータースポーツのファンにも忘れられない体験が約束されています。
こちらは、およそ50年にわたるウィリアムズ・レーシングの軌跡をたどる博物館です。歴代のマシンが並ぶ姿は圧巻でしたね。私たちが過去にパートナーシップを結んでいた当時のマシン、FW18やFW19にも目を奪われました。 また、初期から現在までのレギュレーションの変遷が確認できるのも興味深かったです。 このようにマシンがずらりと並ぶ展示は、フォーミュラワンならではだと思いました。建機の場合はサイズが大きすぎて、ちょっと難しいですよね。
個人的にも楽しみにしていた場所のひとつです。eスポーツ シミュレーター ラウンジは、自分自身がドライバーとなり、バーチャルレースのスリルを体験できる特別な空間です。実際に運転してみましたが、強い力でステアリングを握っていないと、すぐにコントロールを失ってしまいます。 通常の自動車とは大きく違うところですね。フォーミュラワンのドライバーは、常にこの感覚で何百キロもの距離を走行するわけですから、想像以上に筋力や忍耐力が必要だと実感しました。
アトラシアン・ウィリアムズ・レーシング
エクスペリエンスセンターは、
フォーミュラワンの歴史と最先端技術を融合させた
特別な場所です。
チームがこれまで築き上げてきた足跡だけでなく、
貴重な展示や映像、シミュレーターなどで
感動と興奮を再現。
あらゆる技術者だけでなく、
モータースポーツのファンにも忘れられない
体験が約束されています。
こちらは、およそ50年にわたるウィリアムズ・レーシングの軌跡をたどる博物館です。歴代のマシンが並ぶ姿は圧巻でしたね。私たちが過去にパートナーシップを結んでいた当時のマシン、FW18やFW19にも目を奪われました。また、初期から現在までのレギュレーションの変遷が確認できるのも興味深かったです。このようにマシンがずらりと並ぶ展示は、フォーミュラワンならではだと思いました。建機の場合はサイズが大きすぎて、ちょっと難しいですよね。
個人的にも楽しみにしていた場所のひとつです。eスポーツ シミュレーター ラウンジは、自分自身がドライバーとなり、バーチャルレースのスリルを体験できる特別な空間です。実際に運転してみましたが、強い力でステアリングを握っていないと、すぐにコントロールを失ってしまいます。通常の自動車とは大きく違うところですね。フォーミュラワンのドライバーは、常にこの感覚で何百キロもの距離を走行するわけですから、想像以上に筋力や忍耐力が必要だと実感しました。