自動化システム開発:Connected

仕事でも知的好奇心を満たしたい。そんな想いでコマツに

H・S/ 2013年入社/大学院情報理工学研究科卒/所属部署(当時):システム開発センタ
自分の好きなこと、好きなものを仕事にしたい、その想いが現実になりました。

ロボコン世界大会に出場。技術以上にコミュニケーション力が磨かれた

幼い頃にロボコンをNHKで観て、ロボットを思い通りに動かせたら面白いなというのが始まりで、学生の時に日本代表でロボコンの世界大会に参加しました。その時にいろいろな国の人と同じチームになって、その場でひとつのロボットを作るという競技だったんですが、ボディーランゲージとかを使って、いろいろな人とコミュニケーションするんですよ。今コマツでも、いろいろな部署の人とコミュニケーションをとることが多いので、文化や背景は違っても同じ方向を向いて課題を解決しなければならない時に、この世界大会での経験が役立っているのかもしれませんね。

入社わずか3年足らずで、自分で発案した機能が市場に

入社して3年目ぐらいの時に、新しい機能を考えてみてくれという依頼がありました。油圧ショベルのICT機能って設計面に対して真っすぐ動かす制御をしているんですけど、あまり速く動かしすぎると油圧の応答が間に合わないことがあって、それを改善するという提案をしました。自分でロジックを考えて実機で動かしてみることになり、上手くできていたので試験評価をお願いして、その結果商品として実現することになりました。実際にPC200i-11の新しい機能として織り込むことができて、すごくうれしかったですね。

いろいろな出会いがある、いろいろな発見がある

CEATECという見本市があるんですが、そこに自動の掘削積み込みショベルを展示するプロジェクトが立ち上がって、僕が参加することになりました。自動化への取り組みやコンセプトなど、コマツってがんばっているなとういことを世界に示せたと思います。その時は社内のいろいろな部署やベンチャー企業の方など様々な方が参加していて、積み込みのダンプを自動で走らせるというプランの制御をベンチャーの方にお願いしました。その方は、現場にずっと張り付きながら現場でソフトを作ることができる、とても優秀な方で技術的な話ができて結構面白かったことが印象に残っていますね。

新しい人たちに期待すること。意外な発想、知見を広げる探究心

僕の考えつかない発想をしてくれる、発想が豊かな新入社員の方と働いてみたいですね。それと、物怖じせず、上に対しても自分はこう思うみたいな反対意見をちゃんと言える人もいいですね。上司も、理屈が通っていれば、ああそうだねって納得してくれると思いますよ。私は、仕事でいろいろな人と関わったり、プライベートでもセミナーや講演会に行って知見を広げるようにしています。もちろん基本的な教育は会社でしてもらえますが、わからないことがあれば自分で勉強することが大事かなと思います。仕事に関する興味ある分野なら、ぜひ学びたいと上司に提案して欲しいですね。