生産技術:D475A-8

世界で競争力をもつ、ものづくりに関わりたかった

Y・K/ 2014年入社/理工学部卒/所属部署(当時):生産本部大阪工場生産技術部
日本国内に止まらず、世界で競争力のあるものづくりに携わりたいという思いでコマツに入社しました。

高い効率で、高い品質のものを。それが、私たちのミッション

鉱山機械D475A-8での生産技術部の役割は、大きく3点になります。1点目は生産性検討。生産技術の観点から、高品質で効率の高いものづくりを可能にするために設計や図面の検討を行ないます。2点目は原価低減。文字どおり原価を低減する活動で、生産性という視点から図面の検討を行い、最新設備の導入や最適な生産方法を確立しながら、実現可能な原価低減を検討します。3点目は量産準備。新機種の立ち上げに関しては、作業者が安全に作業でき、品質・効率を高い水準で両立するための、治具を準備する役割も担います。

納車式の動画を目にした瞬間、すべての苦労が喜びに

D475A-8の量産準備を進めていると、前機種にはなかった設備が必要になりました。それを導入するには、設備構造や品質保証など、生産部門だけでは判断できないことが多くあったんです。その難題も、設計、品質保証、生産部門のプロフェッショナルの参画で、なんとか解決することができました。量産の1台目の納入先であるヨーロッパのお客さまが納車式の様子を動画で公開していたのですが、その動画を見た時には、多くの苦労が報われて、大きな喜びに変わりました。

仕事を終わった後にも、心を許せる仲間がいる

大阪工場の敷地内にはいろいろなスポーツができるグランドや体育館があります。終業後は、同僚とフットサルを楽しんでいます。18歳の新入社員から50代の管理職の方も含めて本当に幅広い年齢層で、さまざまな職場の社員が集まっています。こうしたオフの場で他部署の方とも関係が築けていることで、仕事でも何かと相談しやすくフットサルを通じた関係は業務にも役立っていますね。年休制度やフレックスタイム制度も充実してるので柔軟な働き方ができますし、年休も非常に取りやすい環境なので、長期の海外旅行や趣味の登山ができて、有意義な休暇を過ごしています。

次のものづくりを見据えた工場へ、そしてライン構築へ

私が勤務している大阪工場では、建て替えを伴う工場再編の計画があります。これからのものづくりにおいては、品質保証や労働力不足の観点から工場の自動化や遠隔化を進めていくとともに、急速に高まるカーボンニュートラルや電動化のニーズにも対応できる施設にする必要があります。建設機械業界はもちろん、製造業全体が変革期を迎えていますが、コマツ大阪工場がこの変化をしっかりと乗り越えられるよう、ぜひ私もこのプロジェクトに参画したいと思っています。