先端・基盤技術

やる気を高める、誰でも使える建設機械。夢を叶える技術を切り開く。

S・I/2022年入社/制御工学専攻
大学院では自動車の車体制御系を研究。OBからコマツの働きやすさを聞いて会社に興味を持ち、「鉱山機械なんて仕事でなければ関われないな」と好奇心が湧いたのが志望の動機です。

建設機械の未来を考え、技術に落とし込む

先端・基盤技術では、建設・産業機械の基盤となる振動・音響・熱流体・テラメカニクス・人間工学・制御に関する研究開発を行っています。例えばテラメカニクスチームでは、建設機械と土砂の関係を研究しており、車体の挙動や燃費を精度よく予測する技術を作っていますし、すぐ隣では、月面建設機械チームがデジタルツイン技術を活用した月面での車体挙動の研究を行っています。私の所属チームは、安全性・生産性向上に向け、人間工学を活用した研究を行っています。その一環として、オペレーターの「ワークエンゲージメント(やる気)」を推定し向上させる技術を研究しています。入社当初からこの分野に興味を持っていたので手を挙げて担当を希望しました。近い将来、経験の浅い若手や女性、年配者、障がい者でも動かしやすい建設機械の需要が生まれるでしょう。私は女性技術者として、「誰でも使える建設機械」を作りたいと思ってきました。人間工学は専門ではなかったので、実務を通して学び、産学連携の場や学会・展示会で新たな情報を集めながら研究を進めています。一人ひとりの裁量が大きいので仕事が面白いですね。

メンターに何でも相談できる安心感

コマツでは、入社後しばらくの間、先輩社員がメンターとして支援してくれます。実務に必要な事務処理から、普段は質問しにくいと感じていた仕事の勘所まで、幅広くサポートしてくれます。何も分からない状態でも安心して仕事ができるのは、先輩たちがその都度親切に教えてくれるおかげです。このメンター制度を通じて、自分の成長を実感できました。

入社して実感する働きやすさ

入社前に聞いた「残業の少なさ」「有給休暇のとりやすさ」は本当でした。上司が休暇取得を勧めてくれたり、先輩がフレックスタイム制度を積極活用したりと、制度利用にハードルのない環境。休日は同期との旅行や趣味のカメラを楽しんでいます。