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ゲームのように指先でミニショベルを動かす。 そんな時代がやってきます。

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多くの子どもは、建設機械が好きだ。
しかし、大人になって建設機械のオペレーターになる人は多くない。
誰もがもっと気軽に建設機械を操縦できる方法はないだろうか。
そこでコマツが開発したのが、コントローラーで遠隔操作できるフル電動ミニショベル。
子どもの頃から馴染みのあるコントローラーなので、建設機械を直感的に動かせる。
そして遠隔操作なので、働き方にも可能性が広がる。
たとえば運転席に座ることなく、心地よい室内から遠隔で動かすことができれば、労働環境は快適になる。
世界中の工事現場をリモートでつなぎ、昼間の日本から南米の夜間工事に参加する、という働き方も可能になるかもしれない。
近い将来、建設機械の操縦は、スマートな仕事になることだろう。

今までは機械に合わせて、人の働く場所や操縦方法を決めていたが、これからは人に合わせて、機械が進化する時代になる。
建設機械とDX。
その相性は意外と悪くない。
夢のような現場が現実になる日は、そう遠くないのかもしれない。

 

誰もが使える機械なら、誰もが働ける現場になる。

 

日本経済新聞 2022年2月24日(木)

日刊工業新聞 2022年2月24日(木)


おもちゃじゃない、 ほんものだ!

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多くの子どもは、建設機械が好きだ。
しかし、大人になって建設機械のオペレーターになる人は多くない。
誰もがもっと気軽に建設機械を操縦できる方法はないだろうか。
そこでコマツが開発したのが、コントローラーで遠隔操作できるフル電動ミニショベル。
子どもの頃から馴染みのあるコントローラーなので、建設機械を直感的に動かせる。
そして遠隔操作なので、働き方にも可能性が広がる。
たとえば運転席に座ることなく、心地よい室内から遠隔で動かすことができれば、労働環境は快適になる。
世界中の工事現場をリモートでつなぎ、昼間の日本から南米の夜間工事に参加する、という働き方も可能になるかもしれない。
近い将来、建設機械の操縦は、スマートな仕事になることだろう。

今までは機械に合わせて、人の働く場所や操縦方法を決めていたが、これからは人に合わせて、機械が進化する時代になる。
建設機械とDX。
その相性は意外と悪くない。
夢のような現場が現実になる日は、そう遠くないのかもしれない。

 

誰もが使える機械なら、誰もが働ける現場になる。

 

朝日新聞 2022年2月24日(木)


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持続可能な社会に貢献することで、
コマツも成長できるのです。

社会に価値を生み出そうと思う。
世界のパートナーと手を組んで。
“Creating value together”という決意を胸に。
創立100周年を迎えたコマツが「やり遂げたいこと」をお話しします。

代表取締役社長(兼)CEO 小川啓之

たとえば、「林業×サステナビリティ」。

「植林をする循環型林業」へ。ブラジルで協業をはじめています。

紙や建築資材など生活必需品の原材料となる木材。 生活を向上させるために世界中で高まる需要を受け、ブラジルではユーカリの植林を進めています。植林は手作業が中心。重労働で危険も伴う作業を機械化できないか、現地の要請にコマツは名乗りを上げました。

カギとなるのは建設機械で鍛えた情報通信技術(ICT)搭載のブルドーザー。このブルドーザーから、1時間に900本もの苗を植える植林機を開発しました。二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」にもつながる挑戦がはじまっています。

ブルドーザーを活用した植林機に、建設現場で培ったデジタルトランスフォーメーション(DX)を融合。

ブルドーザーをベースに開発した植林機は2台連携で仕事をします。1台が苗を植える地ならしをし、もう1台がその位置データを受け取り植え付けていきます。ズレはセンチ単位に収まり、高速で高精度な植林が可能になりました。

植えた場所は全地球測位システム(GPS)で記録され、収穫の効率化も可能にします。社会が必要とする新しい機械の製作に挑んできたコマツは、建設現場のみならず、林業へもDXをもたらそうとしています。

スマート林業という新領域に挑む。「持続可能な社会の一員」として。

「技術を通じ、社会とともに発展する」。銅山会社の一部門としてはじまり、1921年に「小松製作所」として独立したときに掲げた理念は、技術の力で地域社会と成長していく決意を表しています。それは国連の持続可能な開発目標(SDGs)の中にある「産業技術革新」「持続可能都市」「気候変動」「協業」「経済発展」の5つのゴール達成に向けて取り組むことへつながっています。

コマツは植林機だけでなく、ドローンで計測した木の本数や成長度合いなどの情報をデータ活用基盤で分析し、森林の管理に生かそうとしています。今後もコマツは次の100年に向け、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を目指し、ステークホルダーの皆さまとともに歩んでまいります。

日本経済新聞 2021年5月13日(木)


DXが進んだ現場は、「密」のない現場だ。

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「デジタル化により、現場の全プロセスを遠隔管理できる」時代が、始まっている。
デジタルトランスフォーメーションによって生まれた「あるべき理想の現場」は、「密」のない現場になっていた。

ICTで現場の効率化・最適化が進む
危機を機会に、変わりゆく建設の世界

油圧ショベルの大きな作業機が休みなく動き、トラックが慌ただしく走り出ていく。建機を操作する人、その動きをサポートする人、作業を見守りながら計画の進捗を確認する人——。あらゆる場所で人が集まることをなるべく避けるよう望まれている現在も、建設現場では多大な労力が必要だ。そこで働く人たちの環境は、必然的に「密」になりやすい。

「私自身、最近は仕事の多くがリモートで滞りなく進んでいますし、このやり方でしかできないと思い込んでいたことが、意外にそうでもないと気付くことができました。今回の危機を契機として、建設業界もこれから大きく転換していくのかもしれません」。そう語るのは、コマツのスマートコンストラクション推進本部長を務める四家千佳史氏。スマートコンストラクションとは、建設生産プロセスに関わるあらゆる「モノ」のデータをICTでつなぎ、施工の最適化をはかるソリューションの総称だ。

刻々と変わる現場の状況をドローンで測量し、即座に3Dデータを作成する。関係者がオフィスでデータを見ながらシミュレーションし、想定される問題を事前に把握し、計画の変更が決まるとその指示が現場の建機に送られる。施工する範囲や掘る深さはICT建機の自動制御により、オペレーターの負担は少なく、補助作業員も不要。たとえばこうしたことを可能にするのが、スマートコンストラクションだ。

「今年の4月以降、現場作業員の数を減らして効率化できないか、現地事務所に人が集まることなく遠隔で進捗を確認できないかといった問い合わせが増えています」。さまざまな業界で今、従来の“ノーマル”な仕事のやり方を変えることを余儀なくされている。しかし建設業界にとってそれは逆風ではなく、あるべき理想の現場を実現するための追い風となるかもしれないと、前向きな姿勢だ。

施工の全てを可視化し遠隔管理を可能に
「デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション」

コマツがスマートコンストラクションに取り組むことを表明したのは2015年の1月。それから5年あまりが過ぎた今年3月には、国内の現場導入が1万件を超えた。現在はそのセカンドステップといえる「デジタルトランスフォーメーション(DX)・スマートコンストラクション」の導入もはじまり、現場の最適化はさらに加速している。

「我々は初め、個々の作業や建機の動きをICTの力で効率化する“縦”のデジタル化だけを考えていましたが、それではお客さまの課題解決に十分ではないことがわかってきました。建設作業のプロセス全体をプラットフォームで“横”につなぎます。高精細な現況地形の3Dデータを基にシミュレーションや施工計画作成など、お客さまご自身がリモートで 建設現場をデジタルツインで確認しながら協議し、計画の変更や進捗確認を画面上ですぐに行えるようにする。これによりDXの進んだ現場は、少ない人員や短い工期で、大きな成果を生むことを可能にします」

さらにコマツでは、将来的に複数の現場間をつないで最適なソリューションを実現する“奥”のデジタル化も視野に入れている。背景にあるのは建設業界の深刻な人手不足だ。「入職者の慢性的な減少と、長く現場を支えて来たベテランの高齢化で、近い将来この業界に人手が足りなくなることは確実です。しかし私たちは、そうした危機感だけでスマートコンストラクシンを進めているのではありません。建設業を若い人たちが働きたいと思える、かっこよくスマートな仕事にしたい。クリーンな工事を実現し、未来に豊かな環境を残したい。決してブレないのはそこだけです。私たちのつくるアプリもプラットフォームも、それを実現するための手段でしかありません」

建築の現場が軒並みストップした春先以降も、土木の現場は止まることなく動き続けていたという。都市計画において基盤となるインフラ整備は必ず土木作業からスタートする。コマツがめざす未来の現場は、私たちの社会を持続可能にするための鍵となるかもしれない。

施工のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、
「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」の実現へ。

コマツの企業ロゴタイプの「T」の上にある四角形(上昇するスクエア)に込められているのは「飛躍」「挑戦」「Technology」であり、コマツのものづくりの精神を表したもの。
DX※の時代となっても、その精神は受け継がれ、技術へのこだわりが新たな価値やサービスを生み出していく。
そんな思いを込め、上昇するスクエアをDXにつけ、「あるべき理想の現場」の実現をめざすコマツのメッセージとしました。

※DX(Digital transformation)
 デジタル技術を駆使した新しいサービスやビジネスモデルを創出し、働き方や生活、社会をより良いものに変革すること。

朝日新聞 2020年11月10日(火)
日本経済新聞 2020年11月10日(火)
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人間の道をつくるなら、 動物の道もつくれ。~ドイツの森が、そう語りかけている気がした。~

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ドイツの高速道路「アウトバーン」の建設現場から、動物たちと最新テクノロジーの報告をします。

昨夜の雨に濡れた森は、ドイツの絵本で見るような深い緑色をしていた。早朝の斜めの光の中に、ロールケーキを二つ並べたような橋が見えてきた。通行人は、ウサギ、キツネ、シカ、そして時にはオオカミ。それは、「アニマルブリッジ」と呼ばれる動物のための橋。道路で二つに分かれてしまった森と森をつなぐ架け橋になる。

「ドイツでは、高速道路の計画段階で、周辺の環境調査を行います。生態系を守るために必要と研究者が判断すれば、アニマルブリッジがつくられるのです」。そう言って微笑んだのは、がっしりとした背中の現場マネージャーだ。このエリアでは、8.5㎞の短い区間に、2本のアニマルブリッジがつくられる。豊かな森と動物たちの住み家があることを物語っている。

いまはまだコンクリートむき出しの橋も、やがて緑で覆いつくされる。風が渡り、白や薄紫の小さな花が揺れる。橋の両端には木が植えられる。動物たちの視界に、下の道を走る自動車が入らないための配慮。どうか彼らが、いままでと変わらない生活を送れますように、と願いを込めて。

この橋にも、これから土が運び込まれる。ダンプトラックHM300の仕事だ。土を押し上げ、橋全体に敷き詰めていくのはブルドーザーⅮ65PXi。土と水はけをよくする小石を幾重にも重ねていく。1年後、2年後、草木がしっかりと根を張り、橋は自然の森に近づいていくことだろう。人間だけがつくるのではない。太陽が、雨が、そして時の流れが、アニマルブリッジを育ててくれる。橋のたもとで汗を流す油圧ショベルPC210LCiの黄色い腕にも、力がこもる。

実は、この現場では、新たな試みもはじまっていた。ドイツで初めて、「スマートコンストラクション」がテスト導入されたのだ。「スマートコンストラクション」とは、すべての建設プロセスをデータでつなぎ現場をデジタルトランスフォーメーションしていくこと。たとえば、測量はドローンで行われ、すぐに3Ⅾデータで見える化。建設機械の稼働状況や位置情報をリアルタイムで把握。建設現場が抱える課題を解決していく。この現場でも、油圧ショベルが止まっているムダな時間を分析し、トラックの台数と配置を修正したことで生産性が30%あがったという報告がされた。環境という視点でも可能性を秘めている。たとえば、土の量を精緻に計算し、切土と盛土を一定にすることで、山をムダに削らなくてすむ。

自動車が自動運転の社会を目指し、IoT家電が生活を変えていくように。建設の現場も、大胆に変わらなければならない。デジタルトランスフォーメーションによって、世界の現場を、未来の現場へ。それは、コマツの意思だ。それは、コマツの使命だ。

日本経済新聞 2019年6月17日(月)
読売新聞 2019年6月17日(月)
北國新聞 2019年6月17日(月)
フジサンケイビジネスアイ 2019年6月17日(月)
日刊工業新聞 2019年6月17日(月)


スウェーデンの森は、IoTの森だった。

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林業が、先進ビジネスになっていた。
日本へのヒントがあると思った。

「1本切ったら、2本植える。スウェーデンの森のルールです」。森のオーナーの言葉に、スウェーデンという国の「意思」を感じた。べーナムという小さな町。夏の初めの空は、この国の国旗のブルーより濃く、樹齢500年を超すブナの葉が、風に悠然と揺れている。日本のように高い山や深い谷の地形ではない。草原がそのまま深い森につづいていた。

森を守りながら、林業というビジネスも成長させていく。この国の林業は、極めて計画的だ。どの樹種の、どの太さの、どの長さの丸太が、需要があるのか。そのために、どのエリアの、どの木を切り、どれだけの丸太を生産すれば、ムダな伐採をすることなく売上げを増やせるのか。見える化された地形データ、木材の価格データ、それに森のオーナーの経験を加味して判断された伐採計画が、コマツのクラウド・ネットワークに入力される。朝、8時。コックピットに座ったオペレーターは、データにアクセスし伐採計画を確認すると、GPSのルート案内に従って、現場へ向かう。そこにあったのは、ただ美しいだけの森ではなかった。木と人と機械と市場がデータでつながった森だった。

屈強な森の男を思わせる赤い手が、木の幹を掴んだ。ハーベスター(収穫する者)と呼ばれるマシンだ。高さ20m、直径40cmほどのブナが静かに倒れる。オペレーターは、左右のレバーと20ほどもあるボタンを駆使し、マシンを自在に操っていく。その姿は、映画に登場する巨大なロボットと操縦士のようにさえ見える。マシンの手は、枝打ちと玉切りを瞬時に行い、決められた長さ・太さの丸太を次々に生みだしていく(その早業は、ぜひ映像でご覧いただきたい)。位置情報、丸太の長さ、太さをセンサーが読み取り、データが自動送信される。フォワーダーという運搬車が、現場に到着した。受信した丸太の位置を把握し、荷台に積んでいく。

スウェーデンにも、かつて伐採により森が衰退した時期があった。この国は、ルールを変えたのだ。1本切ったら、2本植える。嵐など自然の力で倒れた木は、鳥や昆虫たちにありのままの森を遺すために、手をつけない。この森で30年働いている男が、教えてくれた。「知恵と工夫で森は育てられる、と私たちは信じています。私の30年でも、この森は育ちました」。森と人と機械をデータでつなぐスマート林業。コマツのテクノロジーも、知恵と工夫のひとつなのだ。

森を愛する人たちは、知っている。人は、森からたくさんのものをもらって生きていることを。スウェーデンの森林資源は、100年前の2倍弱に増えたという。

日本経済新聞 2018年6月13日(水)
読売新聞 2018年6月13日(水)
北國新聞 2018年6月13日(水)
フジサンケイビジネスアイ 2018年6月13日(水)
日刊工業新聞 2018年6月13日(水)


「機械を買ってもらいたいのではない。 チームを買ってもらいたいのだ」。

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ハイウェイを降りると、一本道は、地平線までひたすら続いていた。2メートルを超えるサボテンと背の低いブッシュだけが広がっている。空の青色は、東京で見るそれよりも、ずっと濃い。風は、乾いていた。アメリカ アリゾナ州 ツーソン。この一帯は、世界でも有数の鉱山密集地帯だ。400キロ圏内に20を超える銅鉱山が集まっている。

まるで2頭の恐竜のようだと思った。巨大な鋼鉄の手が、鋭い爪を土の壁に突き立てる。太い腕を、一気に振り上げる。ひとすくい60トン。実に4トントラック15台分もの土をダンプトラックに載せていく。ダンプトラックは、がっしりとした背中で土を受け止めると、土煙を上げて走りだした。高さ20メートル近い「ショベル」と積載量300トンを誇る「ダンプトラック」。どちらが欠けても鉱山の仕事は進まないパートナー。だが数ヶ月前まで、2台は別の会社の機械であった。

ミルウォーキーに本社を置くジョイ・グローバル社とトウキョウのコマツ。2つの会社がひとつになり、コマツマイニングがスタートした。いま、文字通りひとつのチームとして仕事に当たっている。「一つになることで、弱みはなくなり、強みは何倍にもなりました」。ミルウォーキーから来た女性の責任者が教えてくれた。ジョイ・グローバル社は超大型積込機のショベルとともに、地下に横穴を掘っていく「坑内堀り」用の鉱山機械をつくってきた。超大型ダンプトラックなどを得意とするコマツとは互いを補うカタチでのパートナーシップになる。「鉱山機械のすべてをラインナップすることになりました。それはつまり、土を掘る、集める、運ぶ、鉱山の仕事のすべてに関わることを意味します。だから、楽しみなんです」。息のあった仕事をつづけるショベルとダンプトラックを見つめながら、彼女は微笑んだ。

一台が走り去ると、タイミングよく次のダンプトラックがあらわれた。実は、この鉱山では、GPSによる位置情報をオペレーションセンターで一括管理。次にどこに行けばよいか、ダンプトラックに指示を出している。オーストラリアの鉱山では、すでにダンプトラックの完全無人走行も始まっている。鉱山の現場は、思いのほか「最先端」なのだ。この鉱山でも、ICTによる無人化・自動化が加速していくにちがいない。

オペレーターたちは、地元ツーソン出身の人が多いという。鉱山に常駐するコマツマイニングのメカニックにとっては、彼らと会話を交わすことが重要な仕事のひとつになる。現場の生の声は、メンテナンスに反映されるだけでなく、本社にも届けられ次の開発にフィードバックされていく。「僕らは機械だけを提供しているんじゃない。メカニックを含めたチームを提供しているんです」という言葉が、印象的だった。

交代の時刻になったようだ。オペレーターが、10メートル上の運転席から地上へと降りてきた。そして、ショベルの大きな手の、ちょうど小指にあたるあたりにそっと触れた。まるで働き者の巨大な相棒に「お疲れさま」と語りかけるように。鉱山で働く男と鉱山で働く機械を、アリゾナの太陽が見つめていた。

日本経済新聞 2017年6月19日(月)
朝日新聞 2017年6月19日(月)
北國新聞 2017年6月19日(月)
フジサンケイビジネスアイ 2017年6月19日(月)
日刊工業新聞 2017年6月19日(月)


実証 スマートコンストラクション。

> 動画を見る:「実証 スマートコンストラクション。」

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3Dデータで、建設機械と現場と人をつないだ。
経験の浅いオペレータが、整地に挑んだ。
現場の仕事は、どこまで変わるのか。

 

ここは、コマツの実用試験場。普段は、実用化に向けた厳しい性能テストや耐久性テストが行われている。この場所で、ある実証実験が行われた。その報告をしようと思う。

実験の主役は、経験1年~3年の若い二人のオペレータだ。長さ40m、幅7m、深さ2~2.8m。2%の傾斜がある底面、傾斜60度の左右の壁(法面)。水路をイメージした溝の掘削や整地に挑んでもらう。はたして、どれくらいの時間で、どれくらいの精度で、仕上げることができるのか。見守る先輩が、教えてくれた。「実は、彼らの腕前で、この水路を仕上げることは、難しいのです。」特に、法面の処理に手間取るだろう。普通なら、何度もやり直した結果、完成しないまま終わることになるはずだ、と。

そこで、影の主役に登場してもらおう。二台のICT建設機械。そして、「スマートコンストラクション」というICTソリューションだ。最新の情報テクノロジーが、若い二人をサポートする。

朝7時30分、作業スタート。スマートコンストラクションは、ドローンによる飛行測量から始まる。高度30メートルまで舞い上がると、自動飛行しながら撮影していく。その画像と位置データを専用システムに送信。地形が自動的に3Dデータになる。人の手作業による測量なら一日がかりの仕事を、パイロットは汗一つかくことなく、わずか2時間ほどで終えた。この測量データと完成図面の3Dデータを、コンピュータで重ねる。施工する範囲と土量が、一瞬にしてわかる。実際の建設現場であれば、データを裏付けに、作業工程や建設機械の台数が計画される。だから、ムダがない。

ICTブルドーザが、土を掘り出した。何センチ掘り進めていくか、ブレードをどう動かすか。指示データが、ICTブルドーザにインプットされている。若いオペレータの仕事は、黄色い車体を前後に動かすだけでいい。そう、機械がほぼ自動で作業を進めてくれる。油圧ショベルは、その指先や手の甲を器用に使い、法面の斜めのラインをまっすぐに整えていく。本来なら、ベテランにしかできない領域。しかし、ICTでマシンコントロールされた油圧ショベルは、躊躇することなく一気に斜面を削っていく。とても1年の経験でできる精度と速度ではない。19時20分。初日の仕事、終了。その日の出来高は、リアルタイムで可視化され、離れたオフィスにいるスタッフともデータでつながる。

結果は、写真でご覧の通りである。2日間の総作業時間、約22時間。二台の建設機械は、求められる精度で、最後の仕上げを終えた。オペレータの顔に、安堵の笑顔が広がる。この規模の作業としては通常より二回りほど小さいPC128USiとD37PXiも、どこか誇らしげに見える。建設現場の常識をいくつも変えてしまう「スマートコンストラクション」。だからこそ、この広告では、実際の仕事ぶりを検証し、多くの人に目撃していただこうと試みた。実際、すでに多くの現場で、この新しい建設のカタチがはじまっている。そして、多くの驚きの声が上がっている。

日本経済新聞 2016年06月20日(月)
読売新聞 2016年06月20日(月)
北國新聞 2016年06月20日(月)
フジサンケイビジネスアイ 2016年06月20日(月)
日刊工業新聞 2016年06月20日(月)