アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングのアドバイザーが訪問したことにより、英国コマツの工場でのイノベーションとチームワークという共通の価値観がさらに深まりました。
7月9日、英国コマツのバートリー工場は、アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングのボードアドバイザーであるピーター・ケニオン氏を迎えるという特別な機会に恵まれました。ケニオン氏の訪問により、英国コマツの工場で働く約400名の従業員が、ハイパフォーマンスな環境で数々の成功を収めてきたリーダーから学ぶ貴重な機会を得られました。
ピーター・ケニオン氏はHB365LC-3を間近で見学し、コマツの製造と技術革新への取り組みを確かめました。
プレミア・リーグの名門クラブ「マンチェスターユナイテッド」および「チェルシー」で最高経営責任者を務めた経歴を持つケニオン氏が、コマツの世界に深く触れました。訪問では、組み立て、製造、物流、そして最先端のテストおよびデモンストレーションエリアをはじめとした、広大な7万平方メートルの屋内エリアを網羅する詳細な工場見学が行われました。
ケニオン氏は実際にHB365ハイブリッド油圧ショベルを操作し、コマツの製造と技術革新への取り組みを体感しました。
見学の間、従業員とも交流し、専門性や業務内容についてさらに理解を深めました。
ピーター・ケニオン氏はHB365LC-3ハイブリッド油圧ショベルを通じて、コマツの先進技術とその高い精度とパワーをその目で確かめました。
多くの参加者にとって、この日の最大の見どころは間違いなく、活気あふれる2回の質疑応答セッションでした。ケニオン氏は豊富な経験をもとに、強い企業文化とは何か、そしてそれをいかに育むかについて説得力のある見解を示しました。特にスピード感と緊張感の高い環境において、「高いパフォーマンスを発揮する企業やチームは、強い価値観と行動に基づいている」と強調しました。
ケニオン氏は、チームワーク、信頼、尊重の重要性を強調し、企業文化は「すべての会社のDNAに根付くべきもの」であると語りました。この言葉はコマツの価値観である、挑戦する、やり抜く、共に創る、そして誠実に取り組むに共通するものがあります。コマツは、雇用を創出し、人々を支援するという使命から誕生しました。過去100年間で、基本理念は進化を遂げ、誰もが活躍できる高パフォーマンスな文化の構築に向けた、深いコミットメントへと発展してきました。これは、当社のモノづくり哲学の核心であり、チーム全体が継続的なイノベーションを追求する、終わりのないプロセスです。継続的な改善の文化を実践することで、コマツは協働的なフィードバックを促進し、改善を推進しながら、チーム全体の専門性を高めています。このプロセスは、まるでチームがコーチングを受けながら、それぞれの潜在能力を最大限に引き出していくようなものです。
「文化は極めて重要だ」とケニオン氏は語ります。
「どの業界を見ても、競合他社は同じことをしている場合が多い。しかし、違いを生むのは人だ。」
ピーター・ケニオン氏は英国コマツの従業員と企業文化やチームワークについて貴重な見解を共有し、当社の協働の精神に沿った活発な対話を促進してくれました。