2026年4月22日
コマツ(社長:今吉琢也)は、鉱山向け無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System。以下、AHS)を搭載した超大型自動運転ダンプトラックの累計導入台数が、このたび1,000台を達成したことを発表しました。

【Nevada Gold Mines(米国)にて稼働するAHSダンプトラック(930E-5AT)】
AHSは、コマツが2008年に世界で初めて商用導入して以来、現在世界6か国(*1)で鉄鉱石、銅、 オイルサンド、石炭や金などの資源運搬のため24時間365日稼働しており、累計総運搬量は115億トンを超えました。今回の累計導入台数1,000台目は、290トン積載可能ダンプトラック930E-5ATで、米国Barrick Mining CorporationのNevada Gold Minesに導入されました。
コマツのAHSは、地形や気候条件が大きく異なる鉱山現場での長年にわたる稼動実績を通じて、世界各国の資源大手のお客さまより、その安全性・生産性の両面で高い評価をいただいています。有人稼働ダンプトラックと比較して格段に高い安全性を実現するとともに、積込・運搬作業において15%以上のコスト削減効果が 実証されています。さらに、最適運転制御によって急加速・急ハンドルを低減することで、タイヤ寿命を40% 改善する効果も実証されており、生産性向上だけでなく環境負荷低減の面でもお客さまに高く評価いただいています。
昨年度、コマツは企業活動の社会的インパクトを金額換算するインパクト会計(*2)を用いてAHSの活動を算出しました。その結果、AHSの導入により労働価値の創出や事故リスクの低減を通じて大きな正のインパクトを生み出していることが明らかになり、全世界で1年間に創出された社会的価値は約 3,600 億円にのぼる ことを確認しました(*3)。
こうしたAHSの実績を背景に、コマツは次世代の自律型マイニング車両の開発を加速していきます。車両のより高度な自動化を実現するSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)の開発を進め、さらなるAHSダンプ トラックの自動化進展を目指します。あわせて、走路メンテナンスをサポートする無人散水車をはじめ、自律型 および遠隔操作車両のラインナップを拡充し、鉱山オペレーション全体のさらなる安全性と生産性の向上の実現を図ります。

【Nevada Gold Mines(米国)にて稼働するAHSダンプトラック(930E-5AT)】
*1:チリ、オーストラリア、カナダ、ブラジル、スウェーデン、米国
*2:Capitals Coalition、Value Balancing Allianceと共同で計算方法開発、ABeam Consulting Ltd.と共同で分析
*3: コマツレポート2025 (P.42) kmt_kr25j_print.pdf
(参考)関連リンク
・- 次世代鉱山機械向けSDV・自動化車両プラットフォームを開発- Applied Intuition社との協業を開始
(2025年9月10日付リリース)
・-自動化・自律化、遠隔操作化の実現を加速- 無人ダンプトラック運行システム(AHS)導入台数700台達成、累計総運搬量75億トン達成(2024年3月14日付リリース)
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