2025年度オールコマツ技能競技大会を開催

2025年10月23日

  コマツ(社長:今吉琢也)は、10月16日(木)~18日(土)に、小山工場、粟津工場、氷見工場の3拠点にて「2025年度オールコマツ技能競技大会」を開催しました。今年度は国内外から合計192名(日本:120名、海外現地法人:34名、国内外の協力企業:38名)が参加し、機械、塗装など、全9種目(※1)の競技を通じて技能を競い合いました。競技の結果は10月下旬に確定し、12月中旬に日本で開催する表彰式にて社長よりメダルが授与される予定です。

 本大会は1963年に開始し、今年で47回目となりました。10月の第3土曜日を技能の日と定め、ものづくりを支える基幹技術の向上を目的として実施しています。各地から選抜された代表選手は、自らの技能レベルを試すとともに、さらなるレベルアップを目指して競技に臨んでおり、コマツグループと協力企業全体で技能を向上し継承していく上で極めて重要な機会となっています。

  

【リマン競技(小山工場)(左)、性能検査競技(粟津工場)(右)の様子】

  

 なお、鋳造品のマザー工場である氷見工場(富山県)では、本大会の開会式にあわせて、新たに増設したトレーニングセンタの開所式も行われました。また同月には、大型の鉱山機械や産業機械の生産拠点である金沢工場(石川県)でも、新設となるトレーニングセンタの竣工式を実施しました。

 当社は、各工場にて安全作業から基本技能の習得および技能向上の役割を担う技能トレーニングセンタを設置し、マイスターと呼ばれる熟練技能者を中心に、新入社員や若手社員に技能を伝承しています。

 技能競技大会や技能トレーニングセンタなどの人材育成の取り組みは、品質と信頼性を追求し、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創造するという当社の企業姿勢の根幹となるものです。今後も技能伝承と人材育成を通じて、コマツグループ全体でのものづくり競争力を強化していきます。 

 

【氷見工場のトレーニングセンタ開所式の様子】

  

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