ものづくりの魅力を次世代へ、コマツの出張授業

  
2026.3.26
社会貢献 コマツの社員

ものづくりの魅力を次世代へ、コマツが出張授業

 

エンジニアってどういう仕事なの? その疑問に答えるべく、建設・鉱山機械メーカーのコマツが、芝浦工業大学附属高等学校1年生に向けて出張授業を行いました。「社会に役立つものづくり」の話を、“エンジニアの卵”たちは熱心に聞き入っていました。

夢のあるものづくりを支えるエンジニアの仕事とは?

コマツは、道路工事やビル建設、鉱山での資源採掘といった様々な作業をする建設・鉱山機械を製造する世界的メーカーです。そのものづくりを支えるのが、工学や情報技術などの専門知識を持つエンジニア。この日の講師、遠藤武士も、コマツの多くのエンジニアと共に第一線で活躍しています。


講義を行うコマツのエンジニア 遠藤武士


エンジニアは機械系・電気系・IT系・化学系などに分かれており、各分野のエンジニアが力を合わせてものづくりをしています。コマツの製品も、異なる分野のエンジニアが連携して開発・生産しています。製品の開発・生産過程でみると、新しい技術や製品を考える「研究開発」、製品を作る「生産」、お客様が製品を使う「現場(フィールド)」といった工程ごとにエンジニアがいます。「自分ならどこをやりたい?」―。 遠藤の質問に、生徒たちの一番人気は「現場(フィールド)」でした。実際に製品が使われる現場で、より使いやすくなるように調整したり、新技術を試したりする分野です。最近はICT技術の進化に伴い、様々な新しいチャレンジが生まれていると遠藤は説明しました。

目指すなら、今好きなことを大切に!

エンジニアの仕事には社会課題を解決するという面もあります。地球温暖化・カーボンニュートラルへの対応や、工事現場での騒音といった問題を解決するために、コマツではCO2の排出や音を抑えられる建設機械の電動化を推進しています。さらに世界に先駆けて無人ダンプトラック運行システムを開発。作業環境が過酷な鉱山において、無人ダンプトラックの自律走行や長時間稼働を実現しました。高度なデジタル技術を活用して、月面で操作できる製品の研究にも挑戦しています。

こうした夢のあるものづくりを支えるエンジニア。遠藤は生徒たちに「まだ目指すエンジニア像をイメージできないかもしれないけれど、やりたいことは後から見つかるもの。まずは今好きなこと、興味のあることを大切にしてほしい」と呼びかけました。

スライドを使って行われた出張授業の様子


エンジニアを質問攻め 電動ショベルの高い技術力に感嘆

授業の最後には、グラウンドで電動ショベル3機種を実際に見学しました。エンジニアがスイッチを入れると、電動ショベルは音もなく機敏に動き始め、生徒たちは目を輝かせていました。また、操作方法や、どういう現場で使われているのか、どれだけのパワーが出るのかといった、それぞれが知りたいことや気になったことなどを次々に質問。その小さな建設機械が秘めた技術の高さに触れて、感嘆の声をあげていました。


生徒たちへ電動ショベルの機能を説明するエンジニア



グラウンドに運び込まれた建設機械に興味津々の生徒たち

出張授業を体験した生徒さんの声

芝浦工業大学付属高等学校 1年生の2人
伊藤さん

コマツが建設作業を安全にする製品を開発しているのを知りました。エンジニアは新しいことを考える楽しさがある、やりがいある仕事。将来、コマツの新製品の開発に関わりたいと思いました。
藤本さん

環境問題に配慮したものなど、様々な建設機械があることを知り興味がわきました。製造工程ごとにエンジニアがいることを知って、大学の専攻や職業選択の参考にしたいと思いました。

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