東邦建設(株) 工事部 井澤理行さん 今回の工事は高速道路拡幅のための築堤工事でしたが、別工区は他の業者がすでに施工を担当していました。そのため、施工済み部分の境目の転圧数を合わせるのが難しいという課題がありました。
そこで転圧管理システムを活用することで、転圧結果を色分けで視覚的に把握でき、現場の接続部分ギリギリまで確実に転圧作業を進められると考えました。また、Smart Construction Dashboardを使えば現場に行かずとも施工進捗を管理できるため、業務の効率化が期待できると判断し、導入を決めました。
デジタルを駆使した新しい安全管理を実現
■■導入効果■■
東邦建設(株) 工事部 井澤理行さん
今回、Smart Construction Dashboardを導入したことで、現場の進捗状況を都度確認する必要がなくなり、全体で4~5日ほど工期が短縮しました。出来形管理についても、従来の施工では2日ほどかかっていましたが、ICT施工では転圧結果を用いてヒートマップを作成するだけで済むので、書類作成がとても楽になりました。残業が減って早く家に帰れるようになり、私生活がより充実しました。
今回の現場は上空に送電線があったため、工事を進める中で、盛土で路床が上がっていくと建機が送電線に近づき、感電する恐れがありました。しかし、送電線をSmart Construction Dashboard上で点群化することで、オペレーターと安全対策ができ、工期短縮や業務効率化はもちろん、安全性向上という大きなメリットを実感することができました。